その8 温熱療法と岩盤浴の実践 =「温熱ライフ」の確立
私は、がんに罹患する数年前から、地元の天然温泉の会員となり週に1回程度は、サウナと温泉を活用しておりました。しかし、その甲斐なく「がん」になってしまいました。
その利用法に反省点があったと思います。一言で言えば、「サウナ中心」で「カラスの行水型」でした。「せっかくのサウナや温泉も注熱時間が不足していたのでは、がんを死滅させる効果は期待できない」と言うことが、証明されたのではないかと思います。今にして思えば、あの利用法では「温熱ライフ」になっていなかった。
では、どこがいけなかったのか?
仮説1:「サウナに入っていた時間が短かったのではないか?」
仮説2:「サウナより岩盤浴の方が、深部体温をあげる効果があるのではないか?」
つまり、こうです。横浜のアドバンスクリニックに通院の中、最初にがんゼロになった前日に、日立市で岩盤浴を35分間継続してやっていました。
それまでのサウナ利用は、5分間x3回のパターンでした。がんを死滅させるための温熱療法としては「サウナ利用では不十分で、岩盤浴30分の利用がキー・ワードなのではないか?」。
それ以来、「岩盤浴を積極的に活用しました」。それまでは、岩盤浴は、入浴料金が高いことと、当時水戸には気に入った岩盤浴施設がなかったため、利用していませんでした。高速料金をかけて日立市の岩盤浴に通うようにしました。
<初めて「がんゼロ」になった頃の温熱ライフ>
1)岩盤浴を週に一度、30分間は継続
2)普通のサウナは、10分を3回繰り返す
3)温熱器での治療は、1日の終わりに丁寧に、リンパのツボを中心に
4)月に1回は、温熱療法院に通院
5)横浜のアドバンスクリニックへの通院(週に1回)
<現在の温熱ライフ>
1)「温熱マット」で、毎日自宅で「岩盤浴」=60分
2)「温熱器」で治療を毎日、リンパのツボを中心に
3)週に2回程度、天然温泉に行き、浴槽に連続12分間浸かる、サウナは6分
4)月に1回は、温熱療法院に通院
5)横浜のアドバンスクリニックへの通院(5ヶ月に1回)
※この間の最もの重要な変更点は、「温熱マット」の導入であると考えています。日立市へ「岩盤浴」に行くには、時間と手間がかかり過ぎるため、毎日利用することは不可能でした。「温熱マット」は、確かに17万円と高価ですが、仮に毎日日立まで通ったとすると、僅か半年で元が取れる計算なのです。しかも、一番大切な「時間」が節約できる。
正に「温熱ライフ」の中核です。
また、横浜のアドバンスクリニックへの通院の意味も変わりました。当時は、がんを消してもらう、ことが目的でしたが、現在は「日々の温熱ライフ」で自分でがんを消し、横浜では、その結果を確かめていただく、ことが目的となっています。
三井ヘルスケアみとhttp://mitsui-healthcare-mito.com