ショートステイのお迎え

月曜日の午前中に、MJ館に父を迎えに行きました。
Mさんから「やはり夜になると発熱を繰り返していました。内科的な問題を抱えているようですので、かかりつけ医に診て頂いたほうがいいでしょう」と言われました。

早速、かかりつけの糖尿病のクリニックに、その足で向かいました。午前の部に何とか受付できましたが、そこから内視鏡の検査をはじめ、約4時間程検査を受けました。「胆嚢がまずい」との疑いで、県立病院の救急外来に紹介状を書いてもらい、そのまま向かいました。

夕方の5時には、救急外来の受付をしましたが、そこからまた検査、検査、で結局入院の手続きが完了したのは、夜中の11時過ぎでした。
かかりつ医でやってきたはずの、エコー検査や血液検査をもう一度やり直し。CTやX線検査も
加えて実施したため、既に受けから4時間が経過していました。

「とりあえず入院させてもらい、検査は明日からゆっくりやってもらえたら・・・」。午前中から病院ずけの家族としては、「正確な病名が付かなくても、このまま預かってもらい、一刻も早く自宅に帰り眠りたい」が本音でした。
しかし、担当の外科医は、バリバリの女医さんで、妥協を許しませんでした。
先生に呼ばれて、救急救命の処置室に行くと、「今まで、外科の適用として見てきましたが、判然としません。ここで、内科の先生に、もう一度エコー検査からやり直しもらいます」と手短に説明がありました。

「昼間もかかりつけ医でエコー検査は、受けています。つい先程も、外科の先生がエコー検査をされています。今度のエコー検査は、今までと違うのですか?」などと、疲れていた私は、先生に噛み付いてしまいました。

ERの広い続き部屋を見ると、救急車が搬送してきた患者が増え、既に2時間待ちの患者さんもいる様子でした。
その日は、日付が変わる直前に、担当の内科の先生から「胆囊から胆汁が漏れ出しているため、炎症が起きています。明日以降、お腹に針を刺して、漏れた胆汁を出す処置をします」と説明を受け、入院させていただきました。
お腹に針をさし、2本の管を通して、腰にぶら下げた透明の袋に胆汁のもれた液を回収する仕組みを設置しまま、当初は、内科的な処置を半月程入院しました。

このタイミングで、水戸市の介護保険認定調査が実施されました。家族から見れば、そんなにひどい状態ではなく、意識はあるし・・、せいぜい要介護度は、1から2の間と高をくくっていましたが、後日送付された結果は、「要介護度5」でした。
その後、担当が外科に移され、「胆嚢が壊れているので、開腹して胆嚢を摘出する手術をする」ことになります。
問題は、そのための検査で発見されました。

 

三井ヘルスケアみと