ケトン体測定  ケトン測定器をUSから輸入

当初の予定通り、3日間のご飯抜き生活は無事に終わりました。この間の体重の変化は、開始日が65.1Kgから4日経過時点で63.2Kgに2kgのダイエトを達成です。

しかし、ここでの目的は、エネルギーの消費パターンを「ケトジェニック」に移行することですので、果たして自分の体が成功したかどうか?計測しないと何とも言えないことに気づきました。
 ①測定器の購入
そこで、白澤先生がお使いになっていた機器と同様な計測機器を購入することにしました。インターネット上の「ビューティーアンドヘルスリサーチ社」に発注しました。

注文した商品は、プレシジョンエクシードです。本体と合わせて 、 100回測定セット (血糖測定電極 100枚+ランセット針30G 100本) (DB-PRC-F1SET) で、送料込みで合計: 14,200円でした。お盆中なので、恐らく到着までしばし時間がかかるかもしれませんが
到着しだい、計測を開始します。とりあえず、データで自分の体がケトジェニックになっているのを確認できたら、「ご飯抜き」を終了したいと思います。

この時点で私は、血糖測定電極を購入すれば、一枚の電極で「血糖値」と「ケトン体」の双方を一度に機械の切り替えスイッチで表示出来るものだろうと思っていました。

 ②測定開始
ケトン体測定には、盲点がありました。プレシジョンエクシードは、血糖値とケトン体とを電極を交換することで、測定することが可能となっておりました。しかし、Abbott社の意向で、「日本国内での販売が中止」されてしまいました。とりあえず、血糖値のみ測定する可能な電極を購入して測定を開始しました。

血糖値の基本スケールとしては、以下のホームページを参考にいたしました。

昼食後約1時間後に計測したら、120でした。その後2時間したら99まで低下してきました。携帯用の血圧計を購入した時も、一日の内での変化の大きさに驚きましたが、
血糖値も大きく変化していることを実感できました。血糖値としては、糖尿病の疑いはないようです。「ケトン体ダイエット」の最中で、高い値だったら大変です。

さて、どうしても「ケトン体の測定」をしないうちは、白米を再開できないと条件をつけてしまった以上。何としても、βケトン体測定電極を入手しなくてはなりません。

ネットで検索を繰り返したところ、Abbott社のPrecision Xtraオムロン社からエクシードとしてOEMされていることをネット検索をする中で発見しました。ですから、オムロン社から販売されている電極を購入すれば、入手可能に違いありません。

その場合は、「プレシジョン エクシードH用 βケトン測定電極ⅡH」製品番号99623−75を購入すれば測定可能です。検査用の電極(使い捨てで血液を付着させる部分)は、購入は処方箋取り扱いの薬局で購入する必要があります。

さて、私の場合は、Precision Xtraの輸入版でしたので、輸入元に「プレシジョン エクシードH用 βケトン測定電極ⅡH」を購入すれば、使えるのかどうか問い合わせしましたところ。

「オムロン社の本体で、ヘルスアンドビューティー社の取り扱い消耗品は稼働実績があるものの、その逆の実績がない」との回答を得ました。

そこで、Amazon.comから直接購入しようと考えました。「Precision Xtra Blood Ketone test strips」とグーグルに入力したら、米国ではまだ販売していて入手可能でした。私は、喜びいさんで、ユーザー登録して決済画面まで行きましたが、shippingの宛先にJapanを入力しましたら、残念ながら日本には出荷できない商品です。となってしまいました。「ケトン体測定は諦めて、この製品では血糖値だけを管理するしかないか?」と諦めかけました。

では逆に、国産メーカーでケトン体を測定できる機種はないか?と検索をかけると、テルモ社から「メディセーフDuo」がありました。そちらを再購入することも一瞬考えました。

すると、ヘルスアンドビューティー社から「はかって健康ドットコム」から購入可能です、と大変ご親切なメールを頂戴しました。

「はかって健康ドットコム」は、個人輸入を代行してくれる会社でした。既に、個人輸入を経験された方は、ご存知のことと思いますが、初めての方のために、若干の注意事項を記させていただきます。

個人輸入には、厚生労働省の規制がありますので、注意が必要です。

ここに、抜粋しますと、医薬品等の個人輸入について(平成24年3月更新の厚生労働省医薬食品局、監視指導・麻薬対策課)によると、基本的には、
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◆ 医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器を営業のために輸入するには、薬事法の規定により、厚生労働大臣の承認・許可等が必要です。
◆ 一般の個人が自分で使用するために輸入(いわゆる個人輸入)する場合(海外から持ち帰る場合を含む。)には、原則として、地方厚生局(厚生労働省の地方支分部局)に必要書類を提出して、営業のための輸入でないことの証明を受ける必要がありますが、以下の範囲内については特例的に、税関の確認を受けたうえで輸入することができます。 当然この場合、輸入者自身が自己の個人的な使用に供することが前提ですので、輸入した医薬品等を、ほかの人へ売ったり、譲ったりすることは認められません。ほかの人の分をまとめて輸入することも認められていません。
○ 医薬品又は医薬部外品
※ 日本の薬事法では、養毛剤、浴用剤、ドリンク剤など、人体への作用が緩和なものについて、医薬部外品とみなされる場合もありますが、個人輸入に関しては医薬品と同様の取扱いとなります。
※ 外国では食品(サプリメントを含む。)として販売されている製品であっても、医薬品成分が含まれていたり、医薬品的な効能・効果が標ぼうされていたりするものは、日本では医薬品に該当する場合があります。
● 外用剤(毒薬、劇薬及び処方せん薬を除く。): 標準サイズで1品目24個以内
● 毒薬、劇薬又は処方せん薬:
● 上記以外の医薬品・医薬部外品: 用法用量からみて2ヶ月分以内
なお、医師の処方せん又は指示によらない個人の自己使用によって、重大な健康被害の起きるおそれがある医薬品(PDF:76KB)については、数量に関係なく、医師からの処方せん等が確認できない限り、一般の個人による輸入は認められません。
○ 医療機器
※ 一般の個人が、医家向けの医療機器の輸入はできません。
● 使い捨て医療機器(生理用タンポン、使い捨てコンタクトレンズなど)・・・・・2ヶ月分以内           薬監証明の取得について(関東信越厚生局HP)より
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今回購入する、「βケトン体検査電極」は、医師の処方せん又は指示によらない個人の自己使用によって、重大な健康被害の起きるおそれがある医薬品には、該当しませんでしたので、「上記以外の医薬品・医薬部外品: 用法用量からみて2ヶ月分以内」の数量は購入できるだろうと判断して、2ヶ月分を「はかって健康ドットコム」に発注することにしました。

なお、私の購入した型番は廃盤が決定したそうです(2015年8月末現在)ので、ご興味のある方は、後継機種か、テルモ社製をご検討されたらいかがでしょうか。