私のがん治療 内視鏡検査
内視鏡検査
「がん拠点病院」にて、「食道がん」の検査を受けることにしました。内視鏡検査は、多くの方が経験済みだと思いますが、何度受けても、「最初に口から喉に入る瞬間」どうしても「生理的に異物を排除しようと、吐き気が襲います」。その不快感と「病気を早期に発見」する恩恵とを天秤にかけ、納得して「まな板の鯉」になっているにも関わらず、つい肩に力が入ってしまいます。
その難所を通過して、先生が食道を丁寧に見て下さいました。
「食道は大丈夫。せっかくだから、ついでに胃も見てみましょう。」
と、おまけで胃を看ていていただきました。
すると、何と「超早期の胃がん」を発見してくださいました。念のために、細胞の検査もしていただき、後日「がん」と正式に告知されました。
その先生は、「人間ドックの内視鏡検査だったら、おそらく見逃されていたでしょう」とも仰しゃてました。本当に、私の「がん」発見は有難いほど早期でした。
私の場合、父も同じ病院で「胃がん」を手術しておりましたので、がんの告知に対してはある種の免疫があったので、それほどは驚きませんでしたが、それでもさすがに「人生の終末」を意識しました。
人生観が大きく変わり、月並みですが「日々を大切に生きよう。明日は無いと思って生活しよう」との思いが込み上げてきました。
さっそく、「内視鏡での手術」予約を入れ、自分の仕事が一番暇なお盆の時期に予約をしました。