胃がんの内視鏡手術 2012年8月16日(仏滅)

内視鏡手術

8月16日(仏滅)に手術を受けました。この時、少しでも予備知識を得ておこうと読んだのが、『がんの情報』(垣添 忠生監修 NHK出版)と『がん手術 これだけは、事前に知っておきたい』(垣添 忠生監修 Newton Press)の二冊です。

急遽、予備知識を仕入れ、心の準備をして当日に臨んだのですが、「その間に少しでも自分でがんをやっつけることができないか?」と考えてある事を実行しました。
それは、「毎日ニンニクを夕食時に食べ、トマトジュースをペットボトルで一日1リッターがぶ飲みする事です」。妻は、ニンニクを嫌がるので、仕方なく自分で「ニンニクをアルミホイルで包んで」グリルで焼きました。一回に3粒は食べていましたので、家族だけでなく職場の同僚にも相当迷惑を掛けていたと思われます。

その時は必死でしたから、そこまで気が回りませんでした。(ご協力ありがとうございました。合掌)

なぜ、「ニンニク」だったのか?

それは、NHKの「ためしてガッテン」で、「抗がん作用が強い食べ物」としてニンニク、ブロッコリー、トマトが上位に紹介されていたのを思い出したからでした。

「ニンニク」に加えて、「自分の免疫細胞が、がん細胞を攻撃するイメージ・トレーニング」も実践しました。

手術までの一ヶ月間、自己流の「がん対策と食事」を続けると同時に、死の匂いを感じた私は、『死ぬときに後悔すること25』大津秀一著も読んで「心の整理の準備」もしました。

ともかく、「自己流の闘い」を一月あまり続けました。
すると、手術の当日、内視鏡が問題の箇所に到着した瞬間に先生が、「どうもこの前見た時と形が違っているな」とつぶやきました。

がんが消滅するまでには至らなくとも、自己流の作戦が一定の成果を出したのかも知れません。手術は、順調に始まりました。

術式は、「ESD」で、胃の表面の細胞をその下側に水のようなものをいれて、膨らましてカッターで剥がしていく方法でした。胃の内側の表面だけを切除する方法なので、数ある術式のなかでも体への負担が最も少ない手術でした。

 

三井ヘルスケアみと