糖尿病経由の人口透析患者急増 医療費圧迫

 今回のがんコンベンションでは、宗田先生のご指摘が一番印象に残りました。それは、人口透析患者の推移です。年々人口透析患者は、増加の一途を辿っております。
🔴グラフ (宗田先生のスライドの写真)

人口透析と言えば、腎臓病が原因かと思っておりましたが、腎臓病経由の患者(青いグラフ)は年々減少しています。一方で、糖尿病経由の人口透析が右肩上がり(オレンジ色のグラフ)で増加の一途を辿っているのです。人口透析は、一人年間約500万円かかり、健康保険の財政に極めて大きな負担を強いております。これは、医療の敗北を意味しているのではないでしょうか?あるいは、儲け主義に走っている姿そのものでしょうか?
宗田先生は、「糖質制限食が、保険適用になりました。これが、糖尿病に適用になれば、日本に糖尿病は居なくなるかもしれません」と仰られておりました。
そうなれば、このグラフが腎臓病、糖尿病ともに右肩下がりになり、医療が勝利する日が来るのかも知れません。

宗田先生や新井先生の治療方法が、広く日本の標準治療になれれば、患者の体にやさしくて、しかも、お金の掛からない医療が実現される思いを強くしました。

 

三井ヘルスケアみと