がんコンベンション(22回)4.安保徹先生 『免疫力と病気にならない生き方』

安保先生

安保徹先生(東北大学医学部卒、新潟大学名誉教授)『免疫力と病気にならない生き方』
免疫力についての権威であり、福田安保理論と呼ばれる「自律神経と白血球の関係」を明らかにしてことで有名です。
先生は、「がんや糖尿病やリウマチなどは、病気の原因が共通しています。それは、能力を超えた生き方が、交感神経の緊張をうみ、病気が発症します。疾患別に病気をみるのではなく、交感神経と副交換神経のバランスを欠き交感神経優位の生活を続けたり、真面目に責任感が強い人が、能力を超えて仕事に励んだり、悩んだりした結果である」とその生き方にあることを説いた。

ストレスに晒されると、低体温、低血糖、あるいは高血糖になるので、がんにならない生き方とは、①体を温めて②楽な生活をすることが大切にし、ミトコンドリアを元気にしてあげることです。ミトコンドリアは、運動によって増えるので、80を過ぎても筋トレや有酸素運動をすることが、がんから身を守る術です。
「基本的に糖質制限は、がんの抑制に有効ですが、時々失敗する人がいます。その人は低体温が原因ですので、体を温めて体温をあげることが大切です」。

正に、『温熱ライフ』のススメです。三井と女子式温熱療法では、まず背中の背骨に沿って中熱します。それは交感神経と副交換神経のバランスを回復させます。

三井ヘルスケアみと