再発しない体作りへのチャレンジ その1:白澤氏「ケトン体ダイエット」とは

2015年の「がんコンベンション」にて、「ケトン体ダイエット」のことを知りました。『2週間で効果が出る!ケトン食事法』(白澤 卓二、かんき出版)を実践することにしました。

そのコツは、「2週間だけ糖質の摂取制限をし、その後は糖質の摂取も通常の半分に抑えることです」が、「午前中に飢餓状態を作り出し、脂質を分解してエネルギーを供給できるようにすることで、自分の体をケトン体体質にする」ことです。

⭕集中力がアップ?
白澤先生は、「なでしこジャパンが過酷な試合を冷静にタフに戦い抜いたポイントに、エネルギー源を肝臓に蓄えらた糖から脂質を分解したケトン体にある」とおっしゃいました。
「優秀な医師が10時間に及ぶ手術ができるのも同様である」と。「我々、ビジネスマンにとっても、何物にも得難い集中力を得ることが可能となる」と。その本の中で、説いておられました。

ところで、白澤先生は「アンチエイジング」の第一人者です。アルツハイマーの予防や長寿遺伝子の働き等についても最先端の研究をされ、その知見を広く新書本などで私たちに還元してくださっております。

この「ケトン体ダイエット」は、生活習慣病の多くに効果があるだけでなく、「がんにも有効である」と述べておられます。ここで生活習慣病とは、高血圧、高脂血症、心臓病、脳卒中、動脈硬化、肥満、そして「がん」。これは、100歳を超えても元気でご活躍されている高齢者に共通は、サーチュイン遺伝子の活性化を促すからだそうです。

いずれにしても、人生において2週間のケトン体ダイエットに取り組む価値はがん予防のみならず、こうした生活習慣病予防の観点からも非常にお勧めと言えるでしょう。

⭕「ごはん断食」3日間へのチャレンジ

⚫朝食
スムージー(フレッシュジュース)を自宅で作って飲む。これは、いままでも実践していたので変わりありませんが、何といってもご飯を食べないのには、抵抗がありました。「ジュースには、レモン汁を入れること」をこの本では勧めていらっしゃいますが、私は、「ココナッツオイル」を加えることにしました。

⚫昼食
魚と野菜だけのメニューです。白米、パン、麺類は食べないこと。これも辛い。しかも、清涼飲料水も禁止です。とにかく、ご飯を食べないことだけを鉄則にします。

⚫夕食
刺身、焼き魚、酢の物、炒め物はOKですが、日本酒・ビールも禁止。相変わらず、ご飯は禁止ですが、「赤ワインか焼酎」なら適量だけ飲酒可能です。
ご飯抜きの食事を2週間続けたら、その後は、ご飯を通常の半分まで食べても大丈夫。
私は、この本で紹介されている「ケトン体ダイエット」を8月11日(火)から開始しました。
食事前に「空腹になるとイライラする」=「糖質中毒」と、この本には紹介されていましたが、私のことを記述しているのかと思った程です。家族からも、「殺人事件が起きるのではないか?」と心配されました。

三井ヘルスケアみと