9月8日 月一回の通院になって最初のアドバンス通院日
さて、前回の通院から今日までの取り組みを振り返ってみましょう。
再発防止に向けて「ケトン体ダイエット」を開始しました。その成果は、まだアメリカからケトン体測定の電極が到着していないので、ケトジェニックな体になっているのかは判然としていません。しかし、体は完全に「カロリー制限モード」に移行しています。8月11日の夕飯から9月7日の昼食まで、一口もご飯を口にしませんでした。
9月7日の夜からの玄米をご飯茶碗に60%食べ始めたばかりです。
この間の「自主トレ」を振り返ってみますと、主に「岩盤浴」と自宅での「温熱器」、そして「八の倉温熱治療院」への通院でした。
一番力をいれたのが、岩盤浴でした。8月13日に2回、8月22日に2回、8月25日に2回、8月30日に2回と通いました。
温熱療法は、8月17日と9月7日に「八の倉」に通院しました。
この間に、体重は8月11日のダイエット開始時には、65.4kgでしたが、一週間で63kgに減少し、8月31日には62.1kgまで減りました。
玄米食を開始して、炭水化物を多少摂取するようになった今朝の体重は62.4kgでした。
そうした実践の他に、『ゲルソン療法全書』などの食事療法の基本書や栄養学の基礎テキストを読み、「ケトン体ダイエット」や「ゲルソン療法」に必要なツールを揃えました。
1月ぶりに、アドバンスクリニック横浜の診察室に着きました。12時過ぎに到着したので、また一番乗りでした。しばらくして、同僚の友人の方が来院されました。顔色は、ひと月前に診察室でお会いした時より、明るくなっている気がしました。
前回お話した時には、「アドバンスクリニックでの治療は順調ですが、病院での血液検査による腫瘍マーカー検査では値が逆に高くなってしまいました。本当に治療が進んでいるのか心配」とお話されていました。
「調子はいかがですか?」と話かけたら、「アドバンスクリニックでは、治療が更に進んでいるけど、腫瘍マーカーはもっと高くなってしまいました。」と言われました。
そこで、私は、「ゲルソン療法」では、「がんの回復過程でガンが転移する」ことや、「がんが消えてもその後数年で肝硬変で死亡する」ことを避けるため、肝臓の解毒のために「コヒー浣腸」を薦めていることをお知らせしました。
すると何とその方は、数年前にコーヒー浣腸を経験済みであったのです。「それなら、なおさら、自分の体でコーヒー浣腸の威力を確認できる絶好のチャンスですね。アドバンスクリニックでのがんのサイズと腫瘍マーカー検査の値とコーヒー浣腸の回数を記録してエビデンスを作ったら前向きに病気と向き合えますよ」とお話しましたところ、逆に、コーヒー浣腸がいかに大変か「完全にプライベートでないとできないですよ」と教えていただきました。
また、「活性酸素の発生を抑える」ことが大切である話題になった時、アメリカでビタミンCの吸収率が90%以上というサプリメントを教えていただきました。そのサプリメント名は、「lypricel」でiHERBというサイトでは、日本で8千円するものが約半額で購入できるそうです。
そして、「ガンゼロはスタートラインです。これから、いかに再発させないかが重要です。そのため、前回8月11日にお会いしてから、私がケトン体ダイエットに挑戦して、がんを再発させない体づくりに着手して、やっと一昨日の夜から夜だけ玄米食を食べるようになったこと、ケトン体を測る電極を現在アメリカから取り寄せ中である」をお話しているうちに、私が診察室の呼ばれました。
前田先生は、私のこれまでのカルテをじっくりご覧になりながら、「がんは、胃はどう切ったのか?抗がん剤はやったのか?今は消えたからよかったが、再発しますからね」とおっしゃりながら、「O-リングテスト」を始められました。
自分では、この1ヶ月間の「自主トレ」には、それなりに自信はありましたが、1ヶ月間は長いですから、やはりこの瞬間は緊張します。心のなかで、「どうか、再発していませんように」と念じました。
例によって、お腹側が終了しても何も言われません。背中側が終わっても、特に何もおっしゃらずに、「次回は、10月半ばです」とだけ言われましたので、「先生、がんは無しですか?」と聞き直しました。「はい、ゼロです」とのお答えに胸をなで下ろしました。
看護師さんも、明るい表情で「体調は大丈夫ですね。順調でなによりです」とお声掛けをしてくださり、マイクロ波を照射してくださいました。この時は、あまり熱さを感じませんで、よほど昨日、八の倉治療院で受けた温熱療法の方(腎臓と肝臓の部位)が熱かったです。
帰り道の常磐道は、豪雨でしたが、天気とは裏腹に心は軽やかに帰宅しました。