アドバンスクリニック横浜への通院開始 予約は9ヶ月先
漫然と不安を抱きながら、温熱療法院に通い続けていました。私を温熱療法に誘ってくださった同僚の方は、「玉川温泉」にも通っていましたが、そこで知り合った方から「アドバンスクリニック横浜」の話を聞いてきました。同僚の方は、「ステージ4」で、既に「複数臓器に転移したがん」であったので、私よりも真剣さが違いました。
「早速その方は、アドバンスクリニック横浜に予約を入れましたが、何と9ヶ月先」でした。その時「あなたもどうですか?」と再びお誘いいただきました。しかし、診察は1回1万円(保険適用ではありません)で、横浜までの交通費を考えると大変な支出になると考え、二の足を踏んでしまいました。
その方が、横浜に通院しだして、病院の様子を伺い、前田先生の著作をご紹介いただきまして、私も早速ネットで購入して読んで見ました。
全部で5冊程度読みました。とても印象に残ったことが幾つかあります。
まず、前田先生が、東京女子医大の教授であり、医師でした。その方が自分のがん治療に当たって、三大療法を選ばずに、三井と女子先生の温熱療法を選択なさった。
しかも、大学教授が、一介の按摩師である三井先生に師事して温熱療法を習得した上で、自身の前立腺がんを、温熱器を自分で患部に当て、「がんを焼き殺してしまった」のです。
念のために、手術で前立腺のがん細胞を摘出したら、すでにがん細胞は死んでいたそうです。
もうひとつのエピソードは、こうです。
「面白い医者がニューヨークから来ているので行こう。」と言うことで、前田先生が、ニューヨークから帰国していた大村恵昭先生の講演会に行った時の話です。
大村先生が、壇上で「O-リングテスト」の実演をなさっていて、診察をしてもらいたい人は壇上にどうぞとお招きになった。その時、前田先生は前立腺の摘出手術を受けた後で、すでに「がん」は残っていない状態だった。
ところが、大村先生は、前田先生について何らの予備知識もお持ちではないはずなのに「前立腺の位置にがんがある」と診断された。
それ以来、前田先生は「O-リングテスト」を診療に取り入れた。
こうした予備知識と『がん治療に苦痛と絶望はいらない』を読んでから、私もアドバンスクリニック横浜の予約を2014年の秋にいれましたが、予約が取れたのが2015年の6月でした。あまりの人気に、愕然といたしました。