「電磁マイクロ波温熱療法」が有効な3つの理由
その1:活性酸素の除去
「がん細胞は、活性酸素を多く含んでいる。・・・だだし、活性酸素は、体温によってそのふるまいが異なる。体温が低いとき、がん細胞は活性酸素を放出して、周囲の正常細胞を変異させる。しかしがん細胞の温度が高くなると、活性酸素はがん細胞自体を傷めつける」。 『がん治療に苦痛と絶望はいらない』(前田華郎、講談社p74)
その2:新生血管の破壊
「ハーバード大のラケシュ・ジェイン教授は、がん細胞が増殖するために、近隣の血管に血管内皮細胞増殖因子というタンパク質(VEGF)を放出することを近年、突き止めた。・・・このVEGFを振りかけられた血管は、まるで呪いをかけられたようにがん細胞専用の新生血管をつくり始める。・・この血管は、非常に粗末で、・・随所で漏れ出てしまうような不良品である。それゆえに、がん患者の体内には様々な出血が見られる。・・ こうした症状のある患者さんに、マイクロを照射の直後に下血が止まるといった例が数多くある。・・こうした事実は、マイクロ波が新生血管を破壊し、消滅させていることを意味するとしか考えられない。」
『がん治療に苦痛と絶望はいらない』(前田華郎、講談社p75)
その3:強い刺激による鍼灸効果
「もうひとつは、体表部へのマイクロ波の刺激による効果だ。・・針や灸を施すのと同様の強い刺激をこうしたポイントに与えることで、中医学(中国伝統医学)でいうように免疫細胞や組織細胞のかつ力、さらには臓器全体の活力をよみがえらせている可能性は高い」。
『がん治療に苦痛と絶望はいらない』(前田華郎、講談社p76)