前田華郎先生は、三井と女子(とめこ)式温熱療法で、「前立腺がん」を治した!
元東京女子医大教授の前田華郎先生は、1995年夏に開催された「第1回がんコンベンション」で三井と女子先生のがん治療を体験しました。その時は、「温灸器から発される75℃の温熱は、1枚の布を通すことで約55℃になり、・・患部の周辺を温めることで滞っている代謝を活発にして、免疫力を高め、がんに対応できる状態をつくるという。そんな素朴なメカニズムでがんに勝てるということは信じるのが難しい」(『がん治療に苦痛と絶望はいらない』前田華郎、講談社、p48)と感じておられました。
その直後、前田先生ご自身が「前立腺がん」を宣告され、治療には自分で温熱器を患部に当てたそうです。すると、最初は「焼火ばしを差し込んだような強烈な熱感と苦痛に思わず声を上げた」程だったものが、毎日入念に注熱したところ、「痛みを感じる範囲が狭くなり・・前立腺がんのマーカーの値が次第に下がってき」ました。
代替療法の実力を信じ切れていなかった当時の前田先生は、主治医の勧めで97年に「がん」の摘出手術を受けることにしましたが、「摘出したがんの病巣を検査した結果、がん細胞はかなり壊死しているとういうことだった。やはり、温熱療法は効いていたのだ。」(同、p50)