自分でできる「温熱ライフ」3

温熱マットに乗って、温熱器を同時にかける。頭部と顔面が特に有効です!
NHK人体シリーズの最後に、山中教授とタモリさんが、認知症に対して温熱療法が有効であることを紹介してくださった。
ある家族は、遺伝的に認知症になる運命にあった。その中で、若い時に軍艦のボイラー室勤務で、毎日40度以上の職場環境にさらされた方がいた。
なぜか?その方だけは、認知症を発症しなかったのである。
色々研究したところ、若い時の経験で、遺伝子的にHSP(ヒートショックプロテイン)が生成されるように体質が変わっていた。HSPが、脳内で認知症の発症を
阻害している事実が明らかにされた。
つまり、この「温熱マット」+「温熱器」で、毎晩温熱マットに乗って、自身で温熱器を顔と頭部に中熱する行為は、認知症予防に極めて有効である可能性がある。
事実、私の父は、『がん温熱療法』(ヒカルランド社)P495P496でご紹介した通り、「要介護度5・胃がん・膀胱がん・認知症」と診断された。
その後、手術とリハビリを病院・老健で受け、自宅復帰した後は、私が独自に開発したプログラムを実施したところ、要支援2にまで回復した。
そして、驚くべきことに、施設で「認知症」と診断されたにも関わらず、医師による認知症検査を5回クリアーし、運転免許を更新でき、軽自動車を運転するまでになったのである。
<認知症の父が、免許更新できた>プログラムとは?次回を、お楽しみに!