11月1日 初の「尿中カリウム/ナトリウム検査」結果の評価 + 対策案(一回目)
8月以降、緩やかなゲルソン療法を実施してきた結果が今お示ししたメールです。
私は半分狂喜しました。人参ジュースは、朝と昼しか摂取できていず、1日の分量も0.5リットル程度でしたが、幸いにもカリウムの量が足りているとのコメントを頂戴できたからです。
しかし、その反面「塩分制限」の手強さを実感しました。なぜなら、この間ほとんど外食はいたしませんでした。毎日納豆を食べる時でさえ付属の醤油は使わずに、「やさしい酢」をかけて食べていましたし、そば、ラーメン、パン、寿司、もほとんど口にして来なかったからです。
思い当たるのは、ミネラルを補充するためにはじめた山田豊文先生や船瀬先生が提唱された「まごはやさしい」をここ一月程、強力に推進してことです。
ま=豆類、ご=ごま、は=わかめ、や=やさい、し=しいたけ、い=いも
このなかでも、煮干し、のり、わかめ、しらすを大量に摂取していました。気になって、煮干しの成分表を見ると、100g当たり、ナトリウム710mgとありました。とりあえず、これを控えることにしました。=対策1−(1)
考えてみると、これまでは、とりあえず「ケトン体ダイエット」を優先してきました。崎谷先生の原始人食も併用して肉、魚も取りつつ、緩やかなゲルソン療法を続けてきました。 それが、今回の結果でもう1段ギヤをチェンジする必要が判明した訳です。つまり、当面カリウム・ナトリウムバランスを12以上にするまでの間は、「厳格なゲルソン療法」にチャレンジしてみます。
というのも、渡邉先生から直に購入させていただいた『あなたのがんを消すのはあなたです』に次の記述があるからです。「海産物や海の魚介類の禁止」(p.94)と「肉、魚、たまごおよび牛乳の禁止」(p.95)を説いておられました。「海産物や海の魚介類には、陸上の淡水産物に比べ塩が多く含まれています。・・・海の野菜わかめでは、K/Naが0.9に対し陸の野菜キャベツのそれは35.0です。また、バナナのK/Naは390.0です。里いものそれは610.0です。」また、「牛ロースのK/Naは、6.50でたまごは、0.92」です。
したがって、次回の尿検査までは、わかめ、煮干し、のり、しらす、肉、魚、牛乳を極力控えて数値を確認することにしました。=対策1−(2)
それと、「カリウム/ナトリウムバランス12達成後」を見据えて、減塩食を本格的に研究するため、女子栄養大学から出ている『塩分一日6gの健康献立―減塩するならこの一冊』小川 聖子 (著), 斉藤 君江 (著), 高城 順子 (著)を購入することにしました。
一方、カリウムは十分であるとの先生のご指摘ではありますが、分子も増加させるために夕飯時にも人参ジュースを取り、人参と合わせてバナナを夕食時に一本食べるように修正し、季節もののカボチャを出来る限り毎日摂取するように修正することにしました。
=対策1−(3)
ところで、渡邉先生はメールの中で、星野仁彦先生の尿療法についてその効果が小さいことをご指摘されておりました。私は、一度人間の体が不要物と判断した尿を飲むことに抵抗がありましたので、尿療法を実践してはいませんでした。
星野先生は、「ゲルソン療法と尿療法の併用」を勧めておられます。これは、『ガンと闘う医師のゲルソン療法』のP.277で解説してありますが、尿中のアンチネオプラストンが、ガンを壊死させる作用があるとのことです。
これに対して、『あなたのがんを消すのはあなたです』では、「アンチネオプラストンを注射する療法では、注射をやめるとガンが再発し、治療が長期になる・」として効果がないことをアメリカのフルジンスキー医師が指摘しているとしています。