1ヶ月ぶりの横浜通院 山崎豊子展と出会う
10月20日(火曜日)
今日は、1ヶ月ぶりの横浜通院です。
この1ヶ月の「自主トレ」の内容をおさらいしますと、まず、「ケトン体ダイエット」の継続です。朝は人参ジュースにココナッツオイルを大さじ1杯。タンパク質補給のため、納豆に「やさしい酢」をかけ、更に「ごま」と「しらす干し」を載せて頂きます。昼は、ミキサーを職場まで持参して、人参ジュースにココナッツオイルを大さじい杯。それと給食のおかずのみを頂きます。日中は、家から持参した水素水+ミネラル水とコーヒーにココナッツオイルを溶かした飲み物を飲んでいます。朝と昼にご飯を食べない生活に切り替えてすでに2ヶ月が経過しましたが、空腹感はほとんどありません。夕方は、玄米食で普通の食事を取ります。簡単な1日一食とゲルソン療法にケトン体ダイエットをアレンジしたスタイルです。
まっ、ここまでですとかなり優等生ですが、赤ワインをいただいて1日の疲れを解消しています。そのアルコールの代謝のためにミネラルが費消されてしまうので、ワインには似つかわしくはないのですが、つまみに、枝豆、豆腐、昆布、しらす干しつまみながら
安物の「ポリフェノール2倍」と謳った赤ワインを愛飲しております。
体重は8月以降、66Kgだたものが、61Kg前後で安定しています。
次に、温熱療法です。自宅で寝る前に腎臓と肝臓を中心に背中側を20分程度低温でかけた後に、胃と肺を軽くかけます。月に2回程は、温熱療法師の先生に高温で施術をしていただきました。先生の治療院では、治療台の下にも低レベルの放射線治療マットをしいてくださっていますので、上と下からまるでサンドイッチのように90分間しっかりを注熱していただきました。
私はどうしても股関節が硬いため、股関節を強烈に伸ばされるたびに悲鳴をあげています。お陰さまで、ガンゼロの宣言を頂いてからは、胃の部分に注熱されても以前のように飛び上がるようなことはなくなりました。しかし、温熱師の先生は、「股関節の硬いかたは、男性だと前立腺がん。女性だと子宮がんになる傾向かありますから、痛くてもこの部分は、伸ばすようにしましょう」とご指導いただきました。
最後に、岩盤浴です。この1月で4回岩盤浴に通いました。岩盤浴では、35分コースを連続で2回実施しました。最近は、岩盤浴を始めるまえに、20分程度ジェットバスで体を温めてからは岩盤浴を始めるようにしているので、一回目からかなり汗をかきます。デトックス効果を高めるために、補給する水も単なる水素水だけでなく、ミネラルを重視した水で補うようにしています。
ミネラル水は、硬度が高くマグネシウムをより含んでいるものをネットで購入しました
商品名は、クールマイヨール(500mL*24本入)で、価格(税抜)1,945円です。イタリア産ですが、ネットの「爽快ドラッグ」にて商品を注文いたしました。
岩盤浴の成果か、新陳代謝がかなり良くなっています。職場で毎朝1時間程度、掃除と施設周りの点検をするのですが、其の際に足に片側2Kgの重りをつけていますが、秋なのに外回りをすると背中がビッショリになり、下着を交換しています。
ざっと、こんな感じでこの1ヶ月は、「自主トレ」に励んできました。しかし、気になることもありました。9月15日に人間ドックを受診した際にPSAの値が昨年より高い値になっていました。12月にドックで再検をしたいただく予定になっています。ですから、今日の診察では、そのことは、前田先生にお伺いしなくてはなりません。
さて、横浜駅に着きました。東海道線を降りると、なんとなく懐かしく感じられました。西口に向かうと「追悼山崎豊子〜不屈の取材、情熱の作家人生〜」の広告が目に飛び込んで来ました。『沈まぬ太陽』のアフリカの大地に「恩地の姿」が頭に蘇りました。
これも何かのご縁と思い、いつもは直行するアドバンスクリニックに向かわずに、高島屋の8階に向かいました。取材のテープと構想ノートの実物と書斎が再現されていた。主人公ごとに、年齢と主な出来事を一覧表にして構想を練っていた様子が、創作の現場を手に取るように見せていただけました。大変貴重な体験でしたので、記念に、『山崎豊子 スペシャルガイドブック』、『山崎豊子自作を語る1,2,3』を購入してしまいました。
山崎豊子先生は、ご自身が入院した体験から、『白い巨塔』を構想したそうです。そして、ご自身が作家デビューするに際して、井上靖さん(新聞社での元上司)から「だれでも自分のことを書けば、小説は1冊はかけるのですよ」と励まされそうです。井上先生の言葉に私も勇気をいただいた気がしました。思いもかけず、充実した一時を過ごすことができました。
待合室につくと、既に知人がいました。いつもは、一番のりなのに今日は三番。その方も「がんゼロ」になっていました。近況を報告し合い、あっという間に30分が経過。
自分の番になって、診察室に入ると、
「お元気ですか、お変わりありませんか?」といつものように前田先生から声をかけていただきました。
「お陰さまで、体調も快調です。よろしく、お願いします。」と答え、「O−リングテスト」を受け始めました。「ピロリ菌をまずみましょう」と先生はおっしゃって、スライドをだしてくれました。
そこで、先日の人間ドックでのPSAを確認してみました。
「先生、この前人間ドックを受けましたら、去年に比べてPSAの値が倍になったので、12月にまたドックで再検を受けることになりました。」と報告しました。
すると、前立腺のスライドも検査をしてくださいましが、「反応はありませんから、前立腺がんはありません。数値は、いくつですか」と言われました。
「PSAは、男性ホルモンで上がりますので、必ずしも前立腺がんではありません。このテストで反応がないので、がんはありません。」といい切っていただきました。
続いて、マイクロ波の治療を受けて帰宅の途につきました。