拠点病院での経過観察 半年後の内視鏡検査
拠点病院での経過観察 半年後の内視鏡検査
「胃がん」の手術後は、半年ごとに内視鏡で検査を受けることになっています。
半年後に、再び内視鏡で患部を覗いた主治医の先生は、「何も問題はありませんが、念のために細胞を採取して細胞検査にかけましょう」と仰いました。内視鏡の先端部からピンセットのようなもので胃の表面の一部をつまんで採取しました。この時、やや痛みを感じて、「いやな感じ」がしました。
「やや出血していますが、そのうちに止まりますから心配ないですよ」との説明をいただき、安心して帰宅しました。金曜日の検査でしたが、翌土曜日は出勤でした。
職場のトイレで排便をすると、「どす黒い血液」が混じっていました。その血が、土曜日の日中も続きました。さすがに、昼過ぎに不安になった私は、拠点病院の救急外来に電話をして事情を話し、救急外来の予約をして、5時になるのを待ちました。
4時過ぎたあたりから、「首筋を中心に頭痛」が襲ってきました。後で、聞いたところによれば、「かなりの貧血を表す典型的な症状」でした。
ともかくも、高速を飛ばし自力で緊急外来に辿りつきましたが、診察をしてくださったのは、どう見ても研修医の先生で、こちらが「昨日の検査以来、胃からの出血が止まっていなので早急に止血してもらいたい」と訴えたところ、「本日は消化器内科の先生は、いませんので・・・」との回答に終始するだけでした。