「がん活性ゼロ」への治療法としての「三井と女子(とめこ)式温熱療法」
「がん活性ゼロ」への治療法のひとつは、「三井と女子式温熱療法」です。がん細胞が高温(42度)になると死滅する性質を利用して患部を温めて、いわば「がん」が生活しずらい環境を作りだすことです。
「温熱器」(下のイラスト『遠赤温熱器』)と言われるハンディタイプの遠赤外線発生装置を全身および幹部に当てて治療する方法です。詳細は、『注熱でがん・難病が治る』三井と女子式温熱療法のすべて(一光社)をご参照願えればと存じます。
この「温熱器」を購入すれば、自分で自宅で「がん治療」が行えます。厳密には、この「温熱器」を有効に活用するには、経絡の知識等があると、より効果が上がります。但し、誤った使用をした場合に、火傷をしてしまうリスクがあります。
そこで、一般の方には、「自宅で岩盤浴をする気分」で手軽に扱える「温熱シート」(下のイラスト『遠赤マットnewα』)で、「温熱Life」をお過ごしになることを、お勧めいたします。
前田華郎先生は、「温熱器(温灸)」の「がん」治療に関する有効性について、「東京女子医大に設置してある1億円もする『ハイパーサーミヤ』という温熱器よりも効果がある」と述べておられます。7万円の「温熱器」恐るべしです。
もちろん、NPO法人日本温熱療法協会で認定していただいた温熱師の方から施術を受けることも可能です。私は、自分の「がん」治療時には、「がんのステージが1」でしたので、月に1度程度の頻度で温熱療法院に通って、注熱していただきました。先に述べた同僚は、「がんのステージが4」でしたので、週に2回以上通院していました。
しかし、経験的に言えることは、本気で自分で治療することの重要性です。
つまり、「自主トレ」を毎日実施していました。
「自主トレ」とは、「温熱シート」の上に仰向けに寝ながら、「温熱器」で患部(胃)を中心に注熱します。これは、解毒を担う肝臓や腎臓を援護射撃しながら、自分の「がん」を直接叩くので効果的でした。体の両面から同時に注熱することで、遠赤外線が体の深部に届きやすくなる、言わば「サンドイッチ」的効果が期待できるからです。
もちろん、温熱師による注熱は、東洋医学に基づき「経絡」に沿って、「リンバ」にもバランスよく注熱します。胃がん治療には、全身の「胃の経絡」を攻めるわけです。
しかし、自分で注熱すると、「がん」活性が残っていた頃は、胃の輪郭全体が焼けるように、「火鉢を刺しこまれたように」熱く、「がん」が苦しんでいる様子が、手に取るように分かります。「がん」は主治医にお任せで、治していただく病気ではありません。自分にできることは、全て自分でやることが、非常に重要です。総力戦(温熱+食事+運動+メンタル+サプリメント+アルファ)です。その辺のことは後々書いていく予定ですが、「がん」患者自身が、温熱師の知識を持つことは、極めて有益だと感じました。
ちなみに、私は理論的に注熱するために、NPO法人日本温熱療法協会認定の「温熱師」になりました。