どうして、がんの取り漏れが起きるのでしょうか?

「がん」の手術の時に、「がん」の周囲をかなり広く切除しています。しかし、どうしてもがんの患部を肉眼で判断するため、取り漏れの可能性が否定できないのです。あるいは、既に隣接する臓器等に転移していたのが、微小で肉眼では発見できなかった可能性があります。そこで、画像診断に依存しない方法である「Oーリングテスト」検査が重要に思えます。

NHKのクローズアップ現代(2015年6月30日)によると、国家プロジェクトとして「血液でがんを早期発見する」技術を開発中です。広島大学付属病院では、早くもその手法を取り入れ、がんの可能性を診断をしています。

ここで、こういう事例が発生しました。つまり、「血液検査では、がんが疑われたため、精密検査である「エコー検査」を受けたが、肉眼で診断するエコー検査では発見できなかった」。

この患者さんは、当然早期の治療を求めた訳です。しかし、病院では「がん」ではないので、治療は施しませんでした。まさに、このブログのトップ・ページのチャートでお示した「西洋医学の守備範囲」は、このことを示しています。西洋医学は、「Bの領域」を主戦場としてがんと闘っているのです。

「Aの領域」で、「がん」に挑むことが大切です

この場合、例えば「Oーリングテスト」で、がんの確定診断をつけていただき、速攻で「温熱療法」や「マイクロ波治療」で超早期に完治する道につなげられる可能性があります。これが、「Aの領域での代替医療の闘い方」です。

もし、これが、全国の拠点病院で展開されたら、劇的に「がん」治療に要する国民の負担軽減(経済的・肉体的)につながる可能性があるのではないでしょうか。

 

三井ヘルスケアみと