「抗がん剤が、がんに効かない」は医師の常識!?

抗がん剤が、がんに効かないのは、医師の間では常識であったのです。
証言1
星野仁彦医師は、『ガンと闘う医師のゲルソン療法』(p.25)で次のように述べておられます。

「一般の人の多くは、抗がん剤はどの種類のガンにも平等に効くと思っておられるようですが、大きな誤解です。最近、慶応義塾大学医学部放射線科の近藤誠講師が、現代医療のガン治療法を批判する著作を次々と著し、・・・近藤講師は医学会のタブーを破りました。例えば、胃がん、乳がん、大腸がんなどに抗がん剤があまり効果が期待できないことは、医師にとって常識です。しかし、その常識は、一般の人にとっては常識ではありませんでした。それを公表した功績は大きいと思います」。

証言2
抗癌剤が、「がんを治せない」との認識は、もう30年も前の1985年にアメリカ議会でNCI(アメリカ国立がん研究所)の所長であったデヴィタ氏は、こう証言していたのです。

「最近、ガン細胞は抗ガン剤をぶつけても、自分の中の遺伝子の働きで抗ガン剤を無効化させてしまうことがわかって、ガンのプロとしては、大きなショックを受けている」
(『自然な療法のほうがガンを治す、アメリカ議会ガン問題調査委員会OTAレポート』花伝社、P,36)

 

最近の抗がん剤は、「がん細胞を探して、がん細胞の中に侵入してから爆発する」ようなものや、「免疫の働き方自体に作用するような機能をもったもの」も開発されているようです。

しかし、後述する松野医師も述べておられますが、抗がん剤の出自は、戦争時に使われた毒ガス兵器であったのです。詳しくは、『抗がん剤で殺される』(船瀬俊介、花伝社)を一読いただければと思います。

こうした抗がん剤の知識は、私は、ごく最近に仕入れたものです。しかし、直感でその恐ろしさを分かっていました。

1年半以上前に、私の同僚は正に「抗がん剤で治療中」でした。髪の毛がすべて抜け落ち、見るからに活力を失っていました。あの有様をみれば、だれでも「抗がん剤がただの薬ではない」ことを直感的に理解できます。

その同僚(Wさん)は、「抗がん剤はやめて、温熱療法に掛けて見る」と言って、主治医と袂を分かち、「抗がん剤治療」をやめました。

これは、非常に勇気のいる行動です。「がん」を経験した人には、「その決意の重大さ」を痛いほどお分かりいただけると思います。患者からこうした申し出を受けた場合、多くの主治医は、その患者が手遅れの末期でもない限り、「その行為を無条件で承認してはくれない」ようです。けんもほろろに『出入り禁止』の宣告を受ける場合が多いのです。

この同僚の場合は、複数の箇所に転移した進行がん(ステージ4)であったので、先生が「温熱療法」への転向を許してくださったのかも知れません。

勇気ある同僚は、こうして「三井と女子(とめこ)式温熱療法」を治療の主軸に移しました。その方が、私を「温熱療法」に誘ってくださったのです。

今にして思えば、何たる幸運であったことでしょう。
もし、私が「三井と女子式温熱療法」に興味を示さず、画像診断に主眼をおく「がん拠点病院の診断結果だけ」を信じて、「がんが完治している」と考えていたら、おそらく、私も手術から7年ぐらい経過してから「がんが再発し、手遅れになっていたのではないか」と思われます。

そして、今日のように「Oーリングテスト」において、「がん活性ゼロ」の診断をいただくこともなかったと思います。

その意味で、このブログは、「私のご恩返し」です。身内に医師のいない方に、私の拙い経験から学んだことを提供して参ります。

三井ヘルスケアみと