PCR検査の問題点

PCR検査は、極めてずさんな検査である。「第3波」はウソ!

PCR検査では、綿棒で鼻の中からウィルスを採取する。その際、遺伝子は「断片」しか採取できない。そこで、遺伝子を何回か増幅し、蛍光したらウィルスの遺伝子が存在した、とする検査法です。

下のスライドは、上記の内容を解説しています。左の軸に「1」から「40」とありますが、これが「増幅回数:CT値」です。何回増幅したら、「測定感度」の白いレベルを越えるか、で判定します。下図では「35」回程度で「蛍光」しています。それで、「PCR陽性」と判定されます。

ここで、重大な前提条件があります。それは、

この検査では、「ウィルスの遺伝子の有無を検査できるだけ」であり、そのウィルスが「活性化」しているかどうかは、分からない、ということです。

そのことは、下記の国立感染症研究所のホームページに明記してあります。

ところが、現在の日本では、PCR陽性をもって「コロナ感染者」と集計している、のです。 <問題点1>

次に、遺伝子を増幅する回数が曲者である。

問題なのは、増幅回数が「国によってまちまち」なことである。台湾は36回。スウェーデンは36〜38回。アメリカは、37〜40回。

日本では、何と40〜45回、という。

これは、何を意味するのか?

試しに、検査業者に直接電話して、確認していただきたい。「あなたの会社では、CT値はいくつですか」と。 皆40回以上と回答してくるはずです。

PCR検査キットの取り扱い説明書(下記スライド、赤枠内)には、CT値<37回、が妥当とある。すなわち、「CTが37以下の場合に、PCR陽性とする」とある。

また、「CTが40以上の場合には、陰性と判定しなさい」とされている。

日本では、「取扱説明書」では陰性と判断すべき値の増幅回数(40〜45)で検査している。そのため、取説通りの37回で検査したら「陰性」のものも「陽性」と判定している。こうして、あたかもコロナが収束していない状況を演出していたのです。新聞・テレビはみんなグルだった!<問題点2>

検査機器では、増幅回数を数字で入力して検査する。その数字を「37」と入力するか「40」と入力するかで、簡単に「陰性」を「陽性」とすることができる、極めてずさんな検査。これが、PCR検査なのです。

しかも、PCR検査の開発者は、ノーベル賞を受賞しましたが「PCR検査をコロナ検査に使ってはならない」と泣いて力説していました。残念ながら、昨年自宅で「病死した」とされています。後述する船瀬俊介氏は、「自殺ではない。殺された」のだ、とご講演されました。その理由も後ほど述べます。

これが、日本での「コロナ第3波襲来」のトリックです。その背景には、一回の検査で1万円の利益が得られる検査に、大量の民間業者が参入したことがあります。下のグラフのベージュ色の棒線グラフです。

第二波と第三波は、民間の検査会社が増幅回数「40」以上を入力し、PCR陽性者を計測して、その数を「コロナ陽性者」と報告した結果だったのです。

その証拠に、コロナ陽性者が急増しているのに、死者数は増加していません。下のスライドで、上の棒グラフが「陽性者数」、下の棒グラフが「死者数」です。

つまり、

これは、既にコロナが「収束した」ことを知られては困るからです。

「ワクチンを国民全員に打たせる必然性がない」と知られては困るからです。

では、コロナはインフルエンザと比べて、そんなに脅威なのでしょうか?

コロナワクチンは、従来のワクチンと、どう異なるのでしょうか?

国民全員に、税金で努力義務で打たせる、本当の目的は何なのでしょうか?

ちなみに、今まで日本人が経験してきた「ワクチン摂取」は、任意です。国が「努力義務」としたことは、一度もありませんでした。不思議ですね。

高橋 徳先生に伺いましょう。