その14 ゲルソン療法への挑戦(10年に一度は本気で実践)

マックス・ゲルソン博士は、あのアルバート・シュバイツワー博士の奥様の肺がんを治され、シュバイツワー博士から稀に見る天才医師と称えられたお医者様でした。1959年にお亡くなりになったとはとても思えないような、偉大な発見をいくつもしておられます。

私たちは、自分のがん治療を、医師にお任せにするのではなく、自分でできるがん治療を実践すべきなのです。その道筋をゲルソン博士は、開拓して下さいました。そして娘さんが協会を設立しその教えを普及させております。

詳しくは、『がん食事療法全書』(マックス・ゲルソン著、徳間書店)、『ガンと闘う医師のゲルソン療法』(星野 仁彦、マキノ出版)、『ゲルソン療法』(シャルロッテ・ゲルソン著、地湧社)をご一読願いたいところです。

ごく簡単に、ゲルソン博士の理論をご紹介いたします。

細胞は、自分が「がん化」しそうになったら、自殺して皆に迷惑をかけないシステムを備えています。アポトーシスと言われる、その仕組みは、個々の細胞が自滅することで、全体の組織を守るという発想です。

しかし、がん細胞は、まさに「自殺して皆に迷惑をかけないシステム」が機能不全になった細胞なのです。能不全になるには、「生体内のナトリウムとカリウムとのバランスが崩れることのよって生じるのです。ですから、そのバランスを回復してやれば、やがてがんが、自殺する機能を回復することで、がん細胞が自然消滅する訳です。

がんが自然消滅する生体内環境を維持することを目標にすることこそが、がん再発防止の王道に据えるべき対策ではないでしょうか

しかも、その行為は、自分で行えば「医療行為」ではないため医師の指示に従う必要もなく、抗がん剤など一切不要なのです。究極の医療費削減策ではないでしょうか?

 

渡邊勇四郎先生は、ゲルソン療法に重要な指標を与えてくださいました。2015年のがんコンベンションで船城先生がそのことをご公演なさいました。「ナトリウムとカリウムの比率が12を超えるとがんが存在し続けることが難しくなる」とご自身の体で証明しました。

その渡邊先生を厚木の病院にお尋ねしたことは、すでにブログに記したとおりですが、その際先生は、「10年に一度、本気でゲルソン療法をすれば、がんは再発しない」と教えてくださいました。

三井ヘルスケアみとhttp://mitsui-healthcare-mito.com