渡邉勇四郎先生が、「ゲルソン療法ではがんが再発しない」と言っている重み

🔴ここで考えたいことは、何か?
渡邉勇四郎先生が、「ゲルソン療法ではがんが再発しない」と言っている重みです。
(1)確かに、解糖系がエンジンのがん細胞に燃料である糖を給油しなければ、ある程度ガンは弱る。だから、肉眼で観察するCTやMRIでは完治したように見えた。
(2)しかし、もしここでO−リングテストを実施していたならば、まだガン活性は認められたのではないでしょうか?ですから、完全に、ガンの消滅を確認する手段としは、CT、MRIでは不十分なのではないでしょうか?ですから、「Oーリングテスト」で、治療のエンド条件を確かめながら、カロリー制限を継続していれば、あるいは再発しなかったのかも知れません。
(3)ゲルソン博士の言われるように、ナトリウムとカリウム、そして、ホルモン、ビタミン、等の総合的なバランスを回復させないと、再発防止には決め手を欠くのではないか?

但し、渡邉勇四郎先生が、星野先生との対談の中では、『ガンが食事療法で治るという事実』の中で「ゲルソン療法でも、やめてしまえば、ガンが再発することはよくあり、そこががんのしつこさであると」とも述べられております。しかがって、渡邉先生のお考えでは、ゲルソン療法は一生涯続ける必要があるのです。

🔴ゲルソン療法への準備(カリウム:ナトリウムの比率をどう計測するか?)
渡邉先生は、「Na/Kが12倍以上だとガンが再発しない」というエビデンスをお出しになりました。その御蔭で、ゲルソン療法に取り組む者にとっては、あたかも羅針盤を手にして大航海に乗り出すことが可能となりました。
そこで、自分で簡単に尿検査ができるキットをネットで検索してみました。例によって、Amazon.co.jpで多数の尿検査キットが手軽が価格で提供されておりました。しかし、それらは、検査項目が2から10程度であっても、肝心のカリウムとナトリウムを検出する機能をもっておりませんでした。
唯一、オムロン社のナトカリ計測器がヒットしましたので、メーカーに問い合わせましたところ、研究機関の研究者向けに20万円以上の価格で販売しているだけであり、市販品はない旨の回答がありました。
データを取らずに、闇雲にゲルソン療法をしても、ジューサーミキサーの問題や人参野菜の含有ミネラルの問題、コーヒー浣腸の実効性など、検証できなくては、方向性すら分かりません。
仕方なく、セントラル医学社に個人でデータ検査の依頼をするこを検討しました。しかし、同社からの回答は、個人での依頼には応じられないとするものでした。
そうしたわけで、肝心のナトリウム・カリウムバランスを計測するすべを見つけることには未だ成功しておりません。そこで、すでに述べたように厚木の渡邊先生の外来を受診させていただきました。

三井ヘルスケアみとhttp://mitsui-healthcare-mito.com