がんコンベンション(22回)2.和田 洋巳先生 『がんと代謝そして炎症<がんに負けない体をつくる>食事でがんがなおるのか?』

和田 洋巳先生(京都大学医学部卒、京都大学名誉教授)『がんと代謝そして炎症<がんに負けない体をつくる>食事でがんがなおるのか?フルボ酸の効用について』

和田先生は、「和田屋のごはん」で「がん」に勝つための献立をご紹介し、人気を博しています。
がんを叩かず、住みにくい体にする。そのために、腸をきれいにする」は至言だと感じました。それは、ひとつには、次の日に新井圭輔先生が「がんは、抗がん剤で叩くと、顔つきが悪くなり、おとなしくしていたのが転移するようになる」と仰られていたことと符合します。

もう一つには、がんを住みにくい体にすることが、「がん」を元気にする「塩分」(ナトリウム)と糖分(炭水化物)を与えず、”ナトリウム・プロトン交換”をできない細胞環境(がんは、ナトリウムが細胞の周囲に無いと、細胞から外に出られない)にしてしまうことだからです。

この考え方は、「ゲルソン療法のナトリウムとカリウム比率をカリウム/ナトリウム>11.55以上にすれば、がんが再発しない」とする渡邉勇四郎先生の考え方にも通じるように思われます。『ゲルソン療法でがんを消した人に再発はない』(ATパブリケーション)

 

三井ヘルスケアみと