2016.2.19(木)フォロアップの内視鏡検査

がんの手術をして、頂いた先生のフォロアップの内視鏡検査を受診する日です。
温熱療法と食事療法、運動療法とできることは全てやってますので、「目視レベルの内視鏡検査で問題が発見されるはずはない」とは思いつつも、「やはりセカンドオピニオン的に治癒の継続を確認すること」は非常に重要です。

本日の検査は、病棟の患者さんの急変があったので、予約時間を少し経過してからの受診になりました。予約時間に、処置室に入ったのですが、手術を担当して下さった「先生が急変患者の対応で遅れます。別の先生でよろしいでしょうか」と看護師さんに確認されました。
この内視鏡検査は、オペをして頂いた先生に経過をフォロアップして頂いているものなので、それでは意味が半減すると考え、「では、待たせていただきます」とお応えして
先生に検査をしていただきました。

検査前に、前回のドックで指摘されていた「逆流性食道炎は、経過は回復に向かっているのか、どうか。食道がんは、どうか。そして、胃がんの経過はどうか」を見ていだきたいとお願いしました。

もう何度、内視鏡を飲んだのでしょう。この先生の内視鏡は、非常にスムーズです。そうは言っても、口から内視鏡が入り喉元を通過する当たりで、どうしても反射が強くでて
「肩の力を抜いて、鼻で息をと整えて、つばを飲み込まないで、つばは外に吐き出して下さい。と優しく看護師さんにリードしてもらって身、ついつい肩に力が入ってしまいます。

口で呼吸をしてしまい、つばを飲み込んでしまいます。「もう、つばは飲み込まなでくださいね」と言われると、肩に意識を戻して、力を抜きます。「一番辛いとことは、通過しました」といったやりとりをしている内に、10分程度で検査は終了しました。

電子カルテと画像を前に、先生は丁寧に説明して下さいました。「逆流性食道炎ですが、確かにドックの先生は、そうご指摘されたようですが、この画像では、もともとの画像でもそのような色でしたので。食道の色と考えていいのではないでしょうか。この診断は、かなり、主観的な面がありまして、・・・」
「先生、気にしなくて宜しいということでしょうか?」
「ま、そんなところです。」
「がんの手術跡ですが、この画像では、何処が病変だったのかも分からないぐらい治っています。順調です。では、来年の予約をしますか。」
電子カルテにて、先生が2017年の2月に外来の検査予約を入力して下さいました。
最後に勇気をだして、「先生、今日の画像を写真取らせて戴いてよろしいでしょうか」とお願いしてみました。すると、あっさり了解して下さいましたので、ipadに今日の胃の様子を収めることができました。
これで、横浜の先生にも画像を見ていただけます。
胃の中は、グツグツ言っていましたが、気分は晴れ晴れと内視鏡室を出ました。
次回検査は、1年後です。

 

三井ヘルスケアみと